トランプ氏訪中、7つの数字で分かる米中関係―中国メディア

Record China    2017年11月9日(木) 20時20分

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9日、中国メディアの新華毎日電訊は、トランプ米大統領の訪中に関連し、「7つの数字で分かる米中関係」とする記事を掲載した。資料写真。

2017年11月9日、中国メディアの新華毎日電訊は、トランプ米大統領の訪中に関連し、「7つの数字で分かる米中関係」とする記事を掲載した。

記事が指摘した最初の数字は「38年」だ。今年は米国と中国の1979年1月1日の国交樹立から38年に当たる。記事は「習近平(シー・ジンピン)国家主席は15年9月24日、当時のオバマ米大統領との首脳会談で初めて米中の『新型大国関係』を提起し、米中関係は新時代に入った」と紹介した。

2つ目の数字は「211倍」だ。中国商務部によると、米中国交樹立からの38年間で両国の貿易額は211倍まで増加したという。

3つ目の数字は「1700億ドル」だ。記事は、中国商務部の孫継文(スン・ジーウェン)報道官が今年1月19日の記者会見で、米中の双方向の投資は増える一方であり、投資額は16年末時点で累計1700億ドル(約19兆3800億円)を超えたと強調したと伝えている。

4つ目の「33万人」は、16年7月時点で米国に留学している中国本土出身者の数だ。外国人留学生全体の3分の1を占め、最大の送り出し国になっているという。

5つ目の数字は「延べ400万人」だ。中国国家観光局によると、16年1〜8月までに米国を訪れた中国人は延べ216万5000人、同1〜9月に米国から中国を訪れた人は延べ166万400人で、両国間の旅行規模は16年に延べ400万人の大台を突破したという。

6つ目は「6兆8500億元」だ。最近発表された中国の越境ECに関するリポートによると、今年の中国の越境ECの規模は7兆7000億元(約132兆4700億円)とされ、うち米国が占める割合は89%に上るという。

最後の数字は「3つ」だ。記事は、中国と米国による72年2月28日の「上海コミュニケ」、78年12月15日の「中華人民共和国とアメリカ合衆国の外交関係樹立に関する共同コミュニケ」、82年8月17日の「八・一七コミュニケ」の3つの共同コミュニケは両国関係の政治的な基盤であり、3つの共同コミュニケのすべてにおいて「一つの中国」原則の堅持が強調されているとしている。(翻訳・編集/柳川)

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