<メタボ>「ビール腹」の原因はビールじゃない?―中国医学新聞

Record China    2008年7月10日(木) 21時23分

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9日、中年男性に多く見られる「ビール腹」の原因は、ビールの飲みすぎではなく「肥満遺伝子」と関係があると中国紙が紹介した。写真は「ビール腹」防止のためベリーダンスを習う男性。

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2008年7月9日、中国の医学新聞「当代健康報」は、中年男性に多く見られる「ビール腹」を特集。その「ぽっこりお腹」の原因は、ビールの飲みすぎではなく「肥満遺伝子」と関係があると紹介した。

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記事によると、若い男性の「ビール腹」は栄養過多によるものが多いが、中年男性の場合は「睡眠の質」に大きな原因が隠されている。男性は、年齢の増加とともにノンレム睡眠が得にくくなり、ホルモン分泌が減少。このホルモンの減少が、体内の脂肪を増加させるというのだ。そして、「お腹が太りやすい肥満遺伝子」を持つ人は、これら脂肪がどんどんお腹まわりにたまっていく。「ビール腹」の誕生だ。

一般の成人男性の場合、体内にはおよそ300億個の脂肪細胞があるといわれている。これらは、年齢が高くなるに従いどんどん増加。逆に新陳代謝は、どんどん低下していく。そのため、男性は30歳を過ぎるとどうしても太りやすくなるという。加えて、年齢的に仕事のストレスがたまりやすく、暴飲暴食にも走りやすい。

ビールをたくさん飲む人と飲まない人を比べても、「ビール腹」率に大差はないという。それよりも、カロリーの高い「おつまみ」の方に問題がありそうだ。「ビール腹」といえば、メタボリックの代名詞。危険ゾーンに入ってしまう前に、運動やカロリー計算に励んだほうが良いかも知れない?(翻訳・編集/NN)

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