<中華経済>国営燃料供給大手、7月から航空燃料720元/t値上げ

Record China    2008年7月9日(水) 20時1分

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8日、中国の航空燃料を扱う国営燃料供給大手、中国航空油料集団は7月から航空燃料の販売価格を1トン当たり720元引き上げると発表した。

2008年7月9日、9日付上海証券報によると、中国の航空燃料を扱う国営燃料供給大手、中国航空油料集団は8日、7月から航空燃料の販売価格を1トン当たり720元引き上げると発表した。

アナリストによると、同社の航空燃料の仕入れ先は国内と海外。国内では、中国政府が6月中旬に航空燃料の卸売価格を1トン当たり1500元引き上げており、仕入れコストの増大は必至。また国際原油価格の高騰で、輸入コストも絶えず増加しており、価格転嫁を余儀なくされた格好だ。

航空燃料は航空会社のコストの大部分を占めており、値上げによる航空各社への影響は大きい。中信証券のアナリストは、航空燃料が現在の水準で推移すれば、航空会社の08年の燃料コストは前年比30%以上増加すると予想した。(翻訳・編集/HI)

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