<四川大地震>倒壊の公文書館で発掘作業、貴重な少数民族史料は回収できず―四川省綿陽市

Record China    2008年7月7日(月) 0時15分

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報道によると、7月4、5日の両日、四川省綿陽市北川県で四川大地震により倒壊した公文書館の発掘作業が行われたが、最も価値が高いチャン族の歴史を記した書籍は回収できなかった。写真は発掘作業の現場。

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新華社が伝えたところによると、2008年7月4、5日の両日、四川省綿陽市北川県で四川大地震により倒壊した公文書館の発掘作業が行われた。

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この作業は6月19日、25日に続く3回目。今回は人民解放軍兵士300人を投入した。懸命の作業が続いたが、最も史料価値が高いとされる、チャン族1700年の歴史をまとめた地方史「石泉県志」(石泉県は北川県の旧名)は発見できなかった。

地震前、同館に収められていた資料は8万5000冊で、うち8801冊は中華民国期に編さんされたもの。作業で回収された資料は破損が激しく、読み取れるのは60%程度。消毒や修復が必要で、量が膨大なこともあり、作業には4から5年が必要と見込まれている。(翻訳・編集/KT)

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