2008年6月3日、中国政府が近く、燃料油の輸入関税を引き下げる見通しとなった。3日付香港・財貨網によると、税率は現在の3％から1％に引き下げられる。国内のエネルギー確保と企業への負担軽減が狙いとされる。

現時点では関係当局に引き下げに関する通達は行われておらず、財政部、関税司の関係者も「関税引き下げに関するいかなる情報も受け取ってない」と述べている。

しかし、市場関係者は、経済発展の加速を理由に政府がエネルギーの輸入を奨励しているほか、燃料油の輸入コストが大幅に上昇しており、輸入商への負担が拡大している現状を受け、「関税引き下げは実施される可能性がある」と述べた。（翻訳・編集/KS）