<中華経済>市民の45%が物価上昇に苦しむ、中銀調査―中国

Record China    2008年6月27日(金) 11時33分

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25日、人民銀行が発表した調査結果によると、市民の45%が物価上昇に苦しんでいるものの、多くの市民は現在の高い物価に冷静な見方をしており、今後も物価は上昇を続けると予想しているという。写真は中国のスーパー。

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2008年6月25日、中国新聞網によると、中国人民銀行が25日公式サイトに、2008年第2四半期の全国預金者アンケート調査の結果を公表した。調査によれば、市民の多くが現在の高い物価について冷静な見方をしており、第3四半期も物価は上昇を続けると予想しているという。

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2008年5月下旬、人民銀行が全国の49都市で預金者を対象としたアンケート調査を実施。回収された有効調査票は1万9600部。調査によれば、2008年の第2四半期は「物価は高すぎ、許容し難い」と見ている人の割合は45%に達し、07年同期比で15.5ポイント増加したが、第1四半期と比べると4.2ポイント減少し、07年以降初めての減少となった。“物価はやや高いが、許容できる範囲”と見ている割合は51.6%、第1四半期と比べて4.1ポイント増加し、市民の多くが高い物価について冷静な見方をしていることがうかがわれる。

しかし第3四半期については、市民の間に“悲観的”な見方がひろがっている。50.5%が第3四半期も物価は上昇を続けると予想、07年同期比で0.3ポイント増加したが、07年第4四半期の64.8%の記録と比較すれば14.3ポイントも下がっており、安定傾向にあるという。(翻訳・編集/岡田)

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