北京日報が伝えたところによると、2008年6月20日、五輪開会日にあたる8月8日に婚姻登録をしようと、北京市18か所の区・県婚姻登記所でカップル約1000組が予約手続きを行った。

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20日朝6時、北京市海淀区の婚姻登記所入り口前にはすでに予約に訪れたカップルが列を成していた。予約には身分証明書の原本とコピー、2人一緒に撮った写真3枚が必要で、この日、審査を通過したカップルにはわずか数分で予約カードが発行された。また、書類に不備があった場合は8月5日前であれば再手続ができるという。

婚姻管理処の李紫薇（リー・ズーウェイ）処長によると、北京市における1日あたりの婚姻登録件数の最高記録は、06年12月18日の4452組。この日は旧暦の10月28日にあたり、縁起の良い8が新旧暦合わせて2つあることから婚姻登録するカップルが集中したという。

8月8日に記録更新となるかという点について、李処長は「昨日の予約状況だけでは判断できない」とした上で、「恋愛や婚姻は時機が熟すれば自然に成就するもの。盲目的に吉日を選んで婚姻登録するのはいかがなものか」と熱愛中のカップルにやんわり釘を刺した。

現在、全市の婚姻登録処では予約済みのカップルに対して、8月8日の正午前に結婚証を発行できるよう、準備を完了させたという。（翻訳・編集/汪葉月）