2008年6月17日、初の中国人アメリカツアー団一行が上海浦東国際空港から中国国家旅行局の邵[王其]偉（シアオ・チーウェイ）局長に率いられて出発した。12日間の日程で、ニューヨーク、ワシントン、ロサンジェルス、フィラデルフィアなどアメリカの主要都市をめぐる。自由の女神などの主要観光地をまわる。中国新聞社の報道。

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中国国際旅行社によると、ツアー一行はまず米中戦略経済対話会議が行われているワシントンに到着。アメリカ政府は盛大に歓迎する予定でアメリカ通商代表部の職員自らがパーティで迎える。それぞれ訪問する都市でもカクテルパーティなどが企画されている。

ツアーはそれぞれ北京・上海・広州各地からそれぞれ80名、計240名が参加した。参加費用は2万4800元（約37万円）と高価で、ビザが取得しにくいという問題点もある。

しかし、中国、アメリカの各旅行社は、今年の注目商品として、アメリカ各地をめぐるツアーを企画しており、内陸のネバダ州やテキサス州などをめぐる旅や、カナダ・メキシコなどを同時にめぐる旅も検討している。両国政府も米中関係の強化のために、今後も力を入れる構えだ。（翻訳・編集/小坂）