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14日、四川省広元市刑務所は家族が四川大地震の被害を受けた服役囚10人に家族訪問の許可を与えた。写真は同省綿竹市の自動車工場。大時計の針は地震発生の時間で止まっている。
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2008年6月14日、四川省広元市刑務所は家族が四川大地震の被害を受けた服役囚10人に家族訪問の許可を与えた。16日、新華社が伝えた。
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もはや廃虚と化した自宅を前に、尹志果(イン・ジーグオ)は久しぶりに会った妻子と3人で抱き合い、大声で泣いていた。かつて家族はこの家で幸せな日々を過ごしていた。今や妻と子は家を失い、夫の尹は監獄に服役している。言葉もなくただただ泣き崩れる妻子を抱きかかえた尹は小さな声で「泣くんじゃない。これからきっとうまくいくさ」と励ましの声をかけた。
四川大地震によって広元市刑務所服役囚の家族、親族にも大きな被害が出た。同刑務所は無料電話を設置、服役囚が家族の安否を確かめられるように配慮した。しかし、電話だけではどうにも不安な気持ちを抑えきれなかった。そんな尹さんに刑務所職員は災害時特別規定の家族訪問申請を勧めたという。
「職員の方には被災した両親と会う時間すらない人もいます。それなのにわたしたちがこんな待遇を受けることができるなんて」と尹さんは感謝の言葉を述べていた。(翻訳・編集/KT)
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