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15日、安徽省のある市で、花嫁だけの結婚式が行われた。新郎は現在四川の被災地で救援活動に従事しているため、新婦一人だけの式となったが、涙を流しながらも気丈に振舞う花嫁の姿が感動を呼んだ。
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2008年6月15日、中国安徽省[シ徐]州市で、両親・友人など多くの人に祝福される中、彭麗娟(パン・リージュエン)さんの結婚式が行われた。新郎の武装警官・周勇(ジョウ・ヨン)さんは現在、四川省什ほう(ほうは「方」におおざと)市で救援活動に当たっており、新郎不在のまま、花嫁だけのひとりぼっちの婚礼が簡素ながらもにぎやかに行われた。
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新郎・周さんは同市出身で、現在、安徽省で武装警官を務めている。新婦・彭さんも市民で、現在、江西省のデパートに勤務している。二人は2年余りの恋愛期間を通して愛情を深めてきた。今年はじめに予定していた婚礼が結氷被害によって延期、その後5月30日に決まっていた婚礼も五輪の保安任務のため6月15日に延期された。そして今回、四川大地震によって新郎不在のまま、婚礼が行われたのである。
当日の婚礼の席上、新婦は目に熱い涙をためながら遠い四川の被災地にいる新郎と電話で話し、お互いに励ましあった。彭さんは集まった人たちに向かって、「これで私は軍人の妻になりました」と宣言。「婚礼が終わったらすぐに被災地に赴いてあなたに付き添います。一人のボランティアとしてあなたたちの被災地再建活動に参加します」と新郎への熱い思いを語った。(翻訳・編集/MK)
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