<続報>劣化火薬に引火か?7人なお不明、炭鉱爆発事故―山西省孝義市

Record China    2008年6月16日(月) 11時20分

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15日、山西省孝義市で13日に発生した炭鉱爆発事故を受け、残る7人の行方不明者救出のため、救援活動が続いている。

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2008年6月15日、山西省孝義市で13日に発生した炭鉱爆発事故を受け、残る7人の行方不明者救出をかけて、依然救援活動が続いている。中国広播網の報道。

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事故が発生したのは同市安信煤業有限公司の炭鉱。13日の事故発生当時、坑内には58人がいたが、うち15人は自力で脱出。続いて夕刻には9人が救出されたが、14日には残る34人のうち、27人の死亡を確認した。なお7人の安否が確認されておらず、捜索に当たっている。

14日には坑内に大量の水を投入し、残存している火薬の引火を防ぐ作業が行われたが、現地では降雨の影響と落石に阻まれて生存者の捜索作業は難航している。しかし、坑内は依然、雷管と火薬が非常に接近した状態で置かれており、二次災害の危険も高いため、救援指揮部は一度、救援要員を撤退。爆発物処理の専門家がその処理に当たっている。

新華社の報道によると、現地煤鉱監察局の関係者が15日になって、事故原因を坑内に備蓄されていた劣化火薬の自然引火によるものとした。さらに、坑内の通気対策など安全管理の不備が事故の間接的な原因ともしている。また、安信煤業有限公司の炭鉱では定員を超えた作業員の投入や、生産能力を超えた作業などが日常的に横行していたものと見ている。(翻訳・編集/愛玉)

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