<四川大地震>せき止め湖排水、市街地の無毒化には1年必要―綿陽市

Record China    2008年6月13日(金) 10時6分

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12日、唐家山せき止め湖の排水により洪水に襲われた四川省綿陽市北川県の市街地だが、現在では水も引き、消毒など防疫活動が始まっている。写真は北川県で実施されている消毒。

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2008年6月12日、唐家山せき止め湖の排水により洪水に襲われた四川省綿陽市北川県市街地だが、現在では水も引き、消毒など防疫活動が始まっている。13日、重慶晨報が伝えた。

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決壊の危険が高いとして注目されていた唐家山せき止め湖だが、先に排水路開削に成功。現在順調に水位が下がっており当面の危険は回避されたと見られる。一時避難していた市民らも帰宅を許可された。

しかし、せき止め湖排水に伴い洪水となった北川県ではなおも立ち入りが禁止されている。市街地には汚泥が積み重なり腐臭が漂っている。現在200人の防疫部隊が消毒を続けている。今後も不定期に虫やネズミの駆除を行う必要があり、完全な無毒化が完了するには1年もの時間が必要になるという。また、排水が綿陽市の水源に影響を与える可能性も不安視されていたが、11日に●江[●は培のへんをさんずいにしたもの]の水質の正常化が確認され、取水が再開された。(翻訳・編集/KT)

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