Record China 2008年6月14日(土) 12時7分
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12日、渋滞による経済的損失を調査したデータが発表され、損失が最大の北京市では、通勤の際に1人当たり毎月375元の損失を被っており、最少の西安市の5倍以上であることが判明したという。
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2008年6月12日、「北京晩報」の報道によると、各都市の渋滞による経済的損失を調査したデータ「2008年福田指数」が発表され、損失が最大の北京市では、通勤の際に1人当たり毎月375元(約5625円)の損失を被っており、最少の西安市の同69.4元(約1041円)の5倍以上であることが判明したという。
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「2008年福田指数」は、中国の自主ブランド自動車メーカー・北京福田汽車股フェン有限公司(福田汽車)と市場調査機関・零点研究咨訊グループが共同で発表したもの。今年は「渋滞の経済コスト」という概念を初めて取り入れ、各地の市民が渋滞によって失う時間を現地の平均月収をベースに金銭化したデータや、渋滞に関するアンケート調査などが含まれている。
調査の対象とした8都市の中で、通勤の際の渋滞による損失が多いトップ3は、北京市の1人あたり毎月375元、広州市の同273.8元(約4107円)、上海市の同228.2元(3423円)だった。損失の最も少ない都市は、西安市の同69.4元で、北京市と比べると5倍以上の差があることが判明した。
また「渋滞のピーク時に最長どれだけの時間なら我慢できるか」というアンケート調査によると、最も我慢強いのは北京市民で「最大53分までの渋滞なら我慢可能」、最も短気なのは重慶市民で「27分まで」という結果だった。
「渋滞の解決方法」については、26.3%が「道路の拡張」、21.3%が「公共交通機関のさらなる合理化」、17.1%が「何らかの方法による自家用車利用の制限」という回答を寄せた。(翻訳・編集/HA)
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