2008年6月6日、被災した什ほう市(ほうは｢方｣におおざと)歓楽谷動物園内に、現在まだトラ1頭とライオン3頭が檻の中に閉じ込められているため、5日、歓楽谷遊楽部の王勇（ワン・ヨン）部長ら5人で結成された「突撃チーム」により、動物たちに30kgの牛肉を与えた。四川ネットが伝えた。

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食糧が途絶えてから既に23日経過していたが、檻の中のトラ達はまだ生きており、飼育員は奇跡的だと言う。「やはりこのトラ達を助けてやりたい」と、王部長らは徒歩で山に入り、食糧を届けた。生肉30kgは4頭の2日分の量だという。今後も定期的に食糧を届ける意向。

このトラ1頭とライオン3頭は、4年前に歓楽谷動物園に連れてこられた。白いトラと白いライオンは、世界的にも希少価値が高く、この4頭は約400万元（約6000万円）もの価値があるという。

被災民の安全のため、既に1頭を射殺してしまったが、快楽谷動物園は残るこの4頭を救ってやりたい考えだ。快楽谷動物園の所属する万貫集団の関係者によれば、万貫集団としてもこの4頭を移動させることを積極的に訴え、現在震災救援指揮部の関係方面に具体的な状況を報告しており、ヘリコプターを使えるよう申請しているとのこと。（翻訳・編集/中原）