Record China 2008年6月2日(月) 18時47分
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6月2日、四川大地震の影響で西安市にある世界遺産「秦の兵馬俑」にも軽度の被害が出ていたことが判明。傾く、浅いヒビが入るといったもので、入場制限は行われていない。写真は07年12月撮影の兵馬俑。
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2008年6月2日、広東省広州市の「広州日報」とそのサイト「大洋網」は、四川大地震の影響で陝西省西安市にある世界遺産「秦の兵馬俑」に軽度の被害が出ていたと報じた。
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陝西省文物局弁公室の発表によると、今回の地震による被害は全体として比較的軽微なもの。陶製の兵馬俑の位置のずれ、表層部分の脱落、ヒビや亀裂などが一部の展示品に確認されたとのこと。そのうち兵馬俑博物館1号抗の兵馬俑2体の頭部が傾いたほか、2号抗の中級兵士俑1体が右5度に傾いた。3号抗では兵馬俑1体の足元にある踏板、兵馬俑1体の右腕、馬俑1体の頭部にそれぞれ軽いひび割れが生じた。
同博物館は地震発生後も平常通り開館しているが、入場者の数は激減。観光客相手のみやげ物店の店主やタクシー運転手らは、同館を訪れる観光客の数が例年と比べて半数以下に落ち込んだと話しており、西安市の観光業界は今回の地震で大打撃を受けていることがわかった。(翻訳・編集/本郷)
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