<四川大地震>「こどもの日」の6月1日、子を亡くした親達は…―中国

Record China    2008年6月2日(月) 12時21分

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1日、「児童節(こどもの日)」を迎えた中国では、四川大地震で子供を亡くした親達にとって悲しい1日となった。写真は都江堰市聚源中学で子供を亡くした保護者達。

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2008年6月1日、「児童節(こどもの日)」を迎えた中国では、四川大地震で子供を亡くした親達にとって悲しい1日となった。雲南省の「都市時報」は、震災で深刻な被害を受けた都江堰市安龍鎮で娘を亡くした小学校教師を紹介した。

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安龍鎮小学校の周雲霞(ジョウ・ユンシア)先生は地震発生当時、3年生のクラスで授業をしていた。そして、児童全員を親元に引き渡した後、娘がいる新建小学校に駆けつける。だが周先生は息を呑んだ。学校は跡形もなく倒壊していたのだ。結局、娘は翌日早朝、がれきの下から遺体で発見された。この新建小学校では、680人中243人が犠牲になった。4階建て校舎にいた児童のほとんどは倒壊した校舎の下敷きになって亡くなった。

「こどもの日」を翌日に控えた5月31日、この小学校では遺族の保護者およそ500人が集まって、亡くなった子供達を悼んだ。「これは手抜き工事だ」と多くの人が声を震わせる。専門家も今回の震災でこれほど多数の犠牲者が出たことは「手抜き工事」が重要な原因の1つだと明言しており、多数の抗議が寄せられた都江堰政府は「1か月以内に回答を出す」と約束した。(翻訳・編集/NN)

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