2008年5月31日、国家質量監督検験検疫総局（質検総局）がおもちゃの品質に対してサンプリング調査を実施した結果、合格率が99．4％に達したことが分かった。新華ネットが伝えた。

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今回のサンプリング調査は、北京、上海、江蘇、浙江、広東、福建、山東など7つの省・直轄市の企業176社が生産した182製品が対象。

調査項目はおもちゃの燃焼性、詰め物の品質、クロム、鉛、バリウムなどの元素で、各項目の合格率はいずれも100％となった。また、おじけづく絨や木製おもちゃの品質が向上し、とくにおじけづく絨のおもちゃで2次使用の詰め物は見つからなかった。しかし、一部製品で先端のとがった突起物や縫代など危険が伴うパーツが見つかり、不合格となった。

今回確認された問題について、当局は各地の関連監督部門の責任を追及し、産品質量法などの法規の規定に則り不合格製品を出した企業に処分を科し、期限付きで改善を求めた。

なお、今回の抜き取り調査の対象となったおもちゃに輸出品は含まれていなかったという。（翻訳・編集/汪葉月）