Record China 2008年5月30日(金) 17時38分
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5月30日、四川大地震をめぐる失言問題を受けて、降板などが続く米女優シャロン・ストーンの損失額が約60億円に上ると伝えられた。米メディアは「これも当然の“報い”」と痛烈に皮肉っている。資料写真。
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2008年5月30日、四川大地震をめぐる失言問題を受けて、米女優シャロン・ストーンが出演映画や広告のイメージキャラクターを降板したことによる損失額が5600万ドル(約59億円)と伝えられた。台湾紙・東森新聞報道の転電として中国新聞社が伝えた。
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事件は今月25日、シャロンがカンヌ国際映画祭の会場で、四川大地震について、チベット問題に絡んだ「チベットに関する中国人への報い」と発言したもの。その後、シャロンはディオール社にマネージャーを通じて謝罪文を送り、「私の誤った発言で中国人に悲しみと怒りを与えたことを、深くお詫びします」と述べたものの、国内の批判の嵐は止む様子もない。
一連の騒動に対し、米CNNの記者は「今後2年間で公開される予定の彼女の出演作4作について、10億人超の観衆を失ったかもしれない。これも相応の“報い”だろう」と痛烈に皮肉った。1作の出演料が1400万ドル(約14億7000万円)と試算すると、4作で5600万ドルの損失になる計算だが、たった一言の失言の代償としては、シャロンはあまりにも大きいものを失ったようだ。(翻訳・編集/愛玉)
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