<四川大地震>「震災で生活態度を見直した」が9割―中国

Record China    2008年5月30日(金) 20時52分

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30日、意識調査の結果、震災をきっかけに生活を見直し、「生活態度を改めた」との回答が9割近くに上った。写真は被災地の子ども。

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2008年5月30日、中国青年報によれば、同紙が大手ポータルサイト「捜狐」(SOHU)の教育チャネルが協力して、震災に関する意識調査を行った。調査に応じたのは4309人。

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調査によれば、88%人が「生活態度を改めた」とし、「今後も変わらない」とする人は19.3%にとどまった。82.1%は、震災をきっかけに「生命を尊び、勉強や仕事に励む」とし、70.7%の人が何らかの形で被災者に協力したいと考えていることがわかった。また、28.5%が「人生ははかない、もっと人生を楽しもうと思う」と答えた。

調査からは、震災が人々の生活習慣を変えたこともわかった。61.2%の人が緊急救助の知識を深める必要性を認識し、家に救助具を用意すると答え、60.3%がボランティア活動に参加する機会を増やすと答えた。また、35.3%が贅沢品の使用を控え、助けが必要な人のために節約すると答えた。

また、39.4%の人が普段、仕事などで忙しく、家族や友人との関係をおろそかにしていたと認め、41.4%が家族や友人を気にかけてはいるものの、十分表現していなかったことを自覚したと答えた。14.6%が「これからは友人、親戚と過ごす時間も増やしたい」とした。この他、54.8%が「今後は、親しい人だけでなく、知らない人にも救いの手をさしのべたい」と答え、60.5%が「これからは、広い心で人と接していく」と答えたという。(翻訳・編集/岡田)

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