<四川大地震>消毒用の漂白剤が爆発!煙を吸った兵士に被害―四川省綿陽市

Record China    2008年5月30日(金) 22時4分

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29日、北川チャン族自治県擂鼓村で保管されていた消毒用の漂白剤が連日の雨で流され、化学反応を起こして爆発し、煙を吸った武装警察の兵士が中毒を起こすという事故が起きた。写真は23日、同自治県での消毒作業。

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2008年5月29日、新華網によれば、29日午前8時頃、四川省綿陽市北川チャン族自治県擂鼓村で保管されていた消毒用の漂白剤が連日の雨で流され、化学反応を起こし、発生した煙を吸った武装警察の兵士が中毒を起こすという事故が起きた。北川チャン族自治県委員会の書記が明らかにした。

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30日、新快報の報道によれば、北川県震災救援指揮本部が置かれている擂鼓村で、消毒用に保管されていた薬品と漂白剤が雨水と化学反応を起こし、爆発。大量の塩素を含んだ煙が発生した。事故当時、風向きが複雑だったため、現地兵舎にいた2000人の兵士が緊急避難。一般市民も至急避難させたため、被害はなかったが、事故の対処にあたっていた兵士のうち、61人が煙を吸って中毒となり緊急治療を受けた。現在は全員が命に別状はないが、21人は入院治療が必要だという。

事故後、安全を期すため、衛生防疫部門、防化団、消防兵が、安全なところへ消毒用漂白剤の保管場所を移したという。(翻訳・編集/岡田)

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