大黄砂が再来!―北京市

Record China    2008年5月29日(木) 14時42分

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27日に黄砂現象が発生したばかりの北京。昨日28日、黄砂は再び来襲し、重度の大気汚染となった。29日も北京では黄砂が予想されている。写真は北京市内。

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2008年5月29日、新京報が伝えたところによると、27日に黄砂現象が発生したばかりの北京。28日、黄砂は再び来襲し、重度の大気汚染となった。今日29日も北京では黄砂が予想されている。

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おととい早朝に北京を襲った黄砂は重度の大気汚染をもたらしたが、夕方には北西風の影響を受けて移動、昨日午前5時ごろには大気の状態はいったん回復した。しかし午前7時頃に北風が吹き始め、再び黄砂現象が観測された。昨日午前10時、市内の観測ポイントでは「2番目に重度」レベルの大気汚染が確認された。気象衛星の観測データによると、北京市、内モンゴル自治区東部、渤海などにかけておよそ37万平方キロメートルが黄砂で覆われた。

専門家によると、今年の北京の黄砂現象は、上空の寒気が他地域にある発生源から大量の黄砂を巻き込んで来るというのが共通の特徴。「今春、北京では雨が比較的多かったが、発生源となる地区では雨が少なかったため乾燥しており、また気温の回復が遅れたせいで、植物の成長も十分ではない。そのため現地では風が吹けばひどい砂嵐がおき、北京の大気に影響を与える。」

中国中央気象台によると、5月下旬に大規模な黄砂現象がみられるのは中国では異常ではない。今日29日も内モンゴル地区では強風が予想されており、北京市、天津市、吉林省などの地区では黄砂現象が発生する恐れがある。(翻訳・編集/YY)

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