2008年5月26日、新快報の記者が得た情報によると、近々「大陸旅客の台湾観光」と題する民間レベルの会議を行い、中台間で同意が得られれば、大陸側は7月4日に初の台湾観光ツアーを出発させる予定だという。同時に、「大陸地区住民による台湾旅行」と題する実施要項を作り、中台間の窓口となっている大陸の海峡両岸関係協会と台湾の海峡交流基金会が交わす文書の基礎とする考えだ。

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広州の旅行各社によると、まだ正式な通知を受けてはいないものの、馬英九（マー・インジウ）氏が台湾総統に就任して以来、ツアーの計画を立てるべく調査を行ってきた。仮のツアープランを立てる段階にまで至っており、8日間前後で台湾の主要観光地をめぐる計画を考えてきた。

しかし、7月第1週目に開通し、金曜日から日曜日に1往復するという情報が入ったため5〜7日間のツアーを計画することになった。「台湾名所5日間の旅」や「台湾グルメの旅5日間」など多様なプランを立てている。価格は6500〜8000元前後（約10万円前後）に設定する。

ただ、飛行機のダイヤなどが未定であるため、いまだプランの詳細は確定できないまま。旅客の身元確認に一週間ほどを要するなどの問題もある。このような問題を差し引いても広州の旅行業者などは広州・台湾間の直行便増便を求めるなど、期待は大きい。（翻訳・編集/小坂）