<中華経済>中国通信業界再編、中国聯通が中国網通と合併へ―中国

Record China    2008年5月27日(火) 7時0分

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26日、中国大手の移動体通信キャリア、中国聯通股〓(にんべんに分)有限公司(チャイナユニコム)が中国通信業界の再編に向けた準備を進めている。

2008年5月26日、中国大手の移動体通信キャリア、中国聯通股〓(にんべんに分)有限公司(チャイナユニコム)が中国通信業界の再編に向けた準備を進めている。26日付香港・経済通によると、中国聯通はCDMA資産を固定電話キャリアの中国電信(チャイナテレコム)に売却するとともに、同じく固定電話キャリアの中国網通(チャイナネットコム)と合併することで、同3社は調整に入った。

中国聯通は同時に、経営陣の人事異動も発表した。執行董事兼総裁の尚冰氏、執行董事の楊小偉、苗建華の3氏は中国電信集団の役員に異動、副総裁の李正茂氏も中国移動集団へと異動する。

中国通信業界の再編は23日から始まり、第1弾として中国最大の移動体通信キャリア、中国移動通信集団公司(チャイナ・モバイル)が同じく通信キャリアの中国鉄通集団有限公司(チャイナ・レールコム)を合併すると発表した。

今回の再編は、中国で携帯電話が普及するにつれ、固定電話キャリアの業績が悪化の一途をたどっていることなどを受け、競争力強化を目的に通信全業務のライセンスを通信キャリアに開放することが背景にある。これまで中国の通信業界は携帯電話、固定電話別に経営ライセンスが分かれており、固定電話の通信キャリアが携帯電話事業に参入することはできなかった。

再編完了後、中国当局は第3世代(3G)携帯電話ライセンスの発行を行う見通し。(翻訳・編集/KS)

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