Record China 2008年5月25日(日) 7時51分
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5月23日、北川チャン族自治県唐家山にできた地震による堰止湖は決壊の恐れがあるとして、四川省、水利部、空軍、武警水電部隊等は合同で湖の代替水路建設に着手。写真は17日、ダム決壊の恐れで緊急避難する北川チャン族自治県の住民。
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2008年5月23日、四川大地震により北川チャン族自治県唐家山にできた堰止湖は決壊の恐れがあるとして、せき止められた水を逃がすための水路を緊急に建設することを正式に決定。「新華網」が伝えた。
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唐家山堰止湖は北川チャン族自治県の上流3.2km、苦竹[土貝]の上流2kmに位置し、現在決壊の可能性が最も高い湖である。現地の地理的状況は最悪で、湖の形状は複雑を極め、地盤が緩んでいるため各所で地すべりや亀裂が発生。徒歩での現地到達は困難な状況であった。22日、同省の水利専門家チームはヘリコプターで湖に到着することに成功、調査を開始した。
22日夜、国務院抗震救災総指揮部は四川省綿陽市にて対策会議を開き、四川省政府、武装警察水電部隊、空軍、水利部で編成された組織で、堰止湖の水路建設に着手することを決定。大型ヘリで機材と人員を現地に輸送する。
最新の観測データによると、23日の唐家山堰止湖の貯水量は約1億立法メートルで、水位は前日の22日より2.6m上昇している。(翻訳・編集/本郷)
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