<四川大地震>救援物資「横流し」職員1人を拘束、1人免職―徳陽市

Record China    2008年5月25日(日) 11時50分

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月23日、四川省徳陽市人民政府は22日、羅江県公安局万安派出所が住民からの通報を受けて、救援物資を市場で販売していた基地管理職員1人の身柄を拘束したと発表。写真は18日、四川省綿竹市の被災地の様子。

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2008年5月23日、四川省徳陽市人民政府は22日、四川大地震の被災者に配られる救援物資を横流ししていた武装警察の基地管理職員1人の身柄を拘束したと発表した。同省成都市の「四川在線」が報じた。

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発表によると、今回の不正が発覚したのは住民からの通報によるもの。今月21日、羅江県公安局万安派出所に老北街で救援物資を売っている男がいるとの情報が住民から寄せられ、当局はただちに捜査を開始。事件の報告を受けた羅江県は緊急会議を開き、本案の迅速な解決と厳粛な処罰を求めた。その結果、公安当局は武装警察の某訓練基地管理職員、王亜棟(ワン・ヤードン)の身柄を同日夜に拘留したとのこと。

徳陽市紀律委員会と監察部門は地震発生後に市民からの「ホットライン」を設立。21日までに救援物資の分配や被災者テントの設置、医薬品や食料品、飲料水の価格高騰など143件の訴えが市民か寄せられた。また、当局の抜き打ち訪問調査などで問題が発覚したケースが10件あり、このうち135件の調査がすでに終わっている。これらの結果から、同市の幹部職員1人がすでに免職されており、3人が批判教育を受けたという。(翻訳・編集/本郷)

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