Record China 2008年5月23日(金) 20時43分
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23日、四川大地震で震源地に近い北川チャン族自治県で生き埋めから奇跡的に救出されたダフール族の男性が、76年の唐山大地震では10日ぶりの「奇跡の生還」を果たしていたことがわかり、話題を呼んでいる。写真は17日、地震から5日目の北川チャン族自治県。
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2008年5月23日、四川大地震で震源地に近い北川チャン族自治県で生き埋めから奇跡的に救出されたダフール族の男性が、76年の唐山大地震では10日ぶりの「奇跡の生還」を果たしていたことがわかり、話題を呼んでいる。北京紙「京華時報」が伝えた。
【その他の写真】
この男性は中国東北部吉林省出身のダフール族の男性、阿拉坦巴根陶[王奇](アラタンパゲンタオチ)さん。89年から同県擂鼓村に住んでいる。76年の唐山大地震では、鉱山の立て坑(縦の坑道)に10日間も閉じ込められた後、奇跡的に生還した。ちょうど出張中の出来事だった。
今回の震災では、村役場で村長と話をしている時に被災し、がれきの下敷きになった。村長と村の紀律委員会書記も一緒だったが、自力で這い出した村長が助けを呼んでくれて幸いすぐに救出された。一緒に救出された書記は足に後遺症が残ったが、阿拉坦巴根陶[王奇]さんはかすり傷程度で済んだという。
「自分は子供の頃から運が良い」と話す阿拉坦巴根陶[王奇]さんは、「いつも善意の人に助けてもらっている」と感謝の気持ちを忘れない。唐山大地震で助けてくれた「恩人」をずっと探しているが、いまだに見つからないと語っていた。(翻訳・編集/NN)
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