<四川大地震>500万人が帰る家なし、テントの確保が重要課題―民生部

Record China    2008年5月21日(水) 14時28分

拡大

5月20日、中国民生部の姜力副部長は記者会見で、現在の最重要課題が被災者500万人を収容するテントの確保であることを明らかにした。写真は四川省綿陽市の被災地。

(1 / 6 枚)

2008年5月20日、中国民生部の姜力(ジアン・リー)副部長は記者会見で、今回の地震の影響で被災者500万人の“帰る家”がなく、現在の最重要課題は被災者を収容するテントの確保であることを明らかにした。新華ネットが伝えた。

その他の写真

姜副部長によると、現在、被災者の主な避難先は親戚や友人宅で、すでに政府機構を含む公共の施設や場所も震災で住居を失った被災者に開放しているという。

避難場所には28万張のテントを張ったが、それでもテントはまだ足りず、民生部はテント70万張を緊急購入し、さらに工場では3交代制で生産しているという。このほか、仮設収容施設80万棟を造るビニールシートも購入した。

民生部は、被災者の収容施設を確保した後は食料品や水、生活必需品の確保に努め、次は被災地の再建問題を検討していくという。(翻訳・編集/汪葉月)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携