<四川大地震>裁判中の原告と被告、3分間の黙祷で「つまらない争い」に終止符―北京市

Record China    2008年5月22日(木) 6時1分

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19日、「全国哀悼日」初日のこの日、北京の裁判所で激しい舌戦を展開していた原告と被告が、3分間の黙祷を終えた直後に和解をしていたことがわかった。写真は20日、黙祷のため北京・天安門広場に集まった市民。

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2008年5月19日、四川大地震の犠牲者を悼む「全国哀悼日」初日のこの日、北京の裁判所で激しい舌戦を展開していた原告と被告が、3分間の黙祷を終えた直後に和解をしていたことがわかった。「つまらないことで争っていた。被災者に申し訳ない」と悟ったという。北京紙「北京晨報」が伝えた。

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「全国哀悼日」初日の19日、全国では午後2時28分(現地時間)から一斉に黙祷が行われた。北京市東城区の裁判所ではこの日、「マンション管理会社のサービスに不満」としてローンの支払いを拒否し続けている被告と原告である銀行が、お互い顔を真っ赤にしながらの激しい舌戦を展開していた。だが、黙祷の時間になると裁判官が一時休廷を宣告。全員が起立して3分間の黙祷を行った。

黙祷を終えた直後、「被災地では大変な思いをして被災者が頑張っているのに、自分達はこんなつまらないことで争っていて恥ずかしい」と悟った両者。すぐに和解に達し円満解決した。(翻訳・編集/NN)

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