<四川大地震>「一般市民は被災地に近づかないように」、政府が呼び掛け―中国

Record China    2008年5月20日(火) 12時54分

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19日、中国交通運輸部は政府ウェブサイトの四川大地震に関する一般市民とのオンライン交流会で、市民に「被災地には近づかないよう」呼び掛けた。写真は15日、貴州省貴陽市で行われた震災被災者追悼式典。

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2008年5月19日、中国交通運輸部(省)の戴東昌(ダイ・ドンチャン)道路局長は中国政府のウェブサイトで、四川大地震に関する一般市民とのオンライン交流会に参加。被災地の道路状況を語るとともに、ボランティア活動を希望する市民に「被災地には近づかないよう」呼び掛けた。中国政府ウェブサイト「中国政府網」が伝えた。

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交流会では司会者が、「ボランティア活動のため、自分で車を運転して被災地入りすることは可能か?」という市民の質問を読み上げると、戴局長は、「現場ではいまだに余震が続いており二次災害の危険も高い。それに限られた道路事情の中では救援物資の輸送が最優先なので、一般車両の進入は控えていただきたい」と善意に感謝するとともに、一般市民は被災地入りしないよう呼び掛けた。

被災地に続く道路では懸命な復旧作業が行われているものの、余震や土砂崩れなどによって作業は難航。アバ・チベット族チャン族自治州[シ文]川県では17、18の2日間で、道路復旧作業中の158人が土石流で死傷したことがわかっている。(翻訳・編集/NN)

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