Record China 2017年9月25日(月) 18時20分
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速度を落として運行していた中国の高速鉄道が本来の営業速度を回復した。
2017年9月24日、中国メディア・騰訊(テンセント)によると、速度を落として運行していた中国の高速鉄道が本来の営業速度を回復した。
2011年7月に浙江省温州市で起きた衝突・脱線事故により、中国の高速鉄道は営業距離9000キロ全域で速度が引き下げられ、最高速度350キロの列車は300キロに、250キロの列車は200キロに速度を落として運行していた。
専門家の間からは、低速での運行は資源の浪費であるとの指摘もあったが、コストの面から速度を回復させるべきか否か検証すべきだとの指摘が出ていた。そうした中、新型の高速鉄道「復興号」の運行がスタート。安全性やコストを検証した結果、速度の全面回復が決まった。
温州での事故から6年。最高速度だけでなく、安全性と快適性の面でも大幅に改善。「復興号」ではWi−FiやUSB充電が利用できるようになり、人間工学を重視したシートが新たにデザインされるなど、大幅に改善されている。(翻訳・編集/岡田)
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