2008年5月14日、新華網によれば、四川省で香港向けの豚肉が地震災害の影響を被る可能性が高い。これを受け、国家品質検査総局が商務部と協力し、河北省、広東省、河南省、安徽省、山東省などから香港向けの豚肉の供給量を毎月400〜500t増加させることで、香港向け豚肉の不足を補う構えだ。

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品質検査総局によれば、2008年1〜4月、四川省では8200tあまりの豚肉を輸出しており、その大部分が香港へ輸出されている。今回の地震により、一部の豚肉加工工場が損壊、従業員も避難を強いられたことで、工場の操業も停止を余儀なくされている。また、一部の道路、鉄道などの輸送も寸断されており、養豚場にも被害が出ている。

地震被災地である四川省資陽市の環宇実業有限公司（会社）は、オリンピックの香港向け豚肉サプライヤーだが、短期間のうちに香港向けの豚肉供給を回復させることは難しいという。（翻訳・編集/岡田）