<四川大地震>「陸の孤島を救え!」解放軍兵士が懸命な救出活動―四川省綿陽市

Record China    2008年5月14日(水) 17時39分

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13日、12日午後に発生した四川省の大規模地震で、道路が寸断され「陸の孤島」となった綿陽市北川チャン族自治県では救助作業が難航。人民解放軍の兵士が懸命な救出作業を展開している。写真は13日、湖北省・武漢市から救助作業のため被災地に向う医療チーム。

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2008年5月13日、12日午後に発生した四川省の大規模地震で、道路が寸断され「陸の孤島」となった綿陽市北川チャン族自治県では救助作業が難航。人民解放軍の兵士が負傷者を背負って運び出すという懸命な救出作業を展開している。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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13日に現地入りした同新聞社の記者によると、北川チャン族自治県に続く道路はがけ崩れで落下した巨大な岩が道路を塞ぎ、完全に寸断されている。救援に駆けつけた車両は県内に入ることができず、徒歩で進むしかないという状態だ。

そのため、救助作業のため派遣された人民解放軍は救援物資を肩に担ぎ、雨で滑りやすくなっている山の斜面からロープ伝いで被災地入り。同県は周りを山に囲まれた盆地となっているが、兵士達はそこから負傷者を1人ずつ背負って県外まで搬送する作業にあたっているという。

同県では13日現在、死者が7000人以上に達し、1万人以上が生き埋めになっていると伝えられている。(翻訳・編集/NN)

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