日本人が考える、モバイル決済やシェア自転車が日本で広まらない理由―中国メディア

人民網日本語版    2017年9月9日(土) 13時50分

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中国で約5年生活し、私は中国の発展、変化は急速で、日本の上を行っている分野もあると感じている。

中国で約5年生活し、私は中国の発展、変化は急速で、日本の上を行っている分野もあると感じている。例えば、スマホの普及により、生活が非常に便利になり、買い物をする時に第三者決済・支付宝(アリペイ)や微信支付(WeChatペイメント)を利用するというのはいたって普通のことになっている。ここ1年、摩拜(モバイク)やofoなどのシェア自転車も一気に普及した。この2つは、中国が日本より進んでいる分野で、日本は中国から学ぶことができる。(文・藤本隆。東京出身。2000年に早稲田大学政治経済学部を卒業。メディア評論家、複数の日本メディアの特約ライター)国是直通車が報じた。

▼日本人が現金が好きな理由は?

北京で生活している人々は、スーパーやコンビニに行く時、ほとんど現金を使わず、スマホを使って支付宝や微信支付のQRコードをスキャンして決済をしている。

以前、私は現金ばかり使っていた。しかし、ある時、コンビニで買い物をする時に、微信支付を使ってみると、とても便利だと感じ、それからは微信支付を使って決済をしている。今は、デリバリーを利用する時も、列車のチケットを買う時も、微信支付を使っている。

このようなシーンは、日本ではほとんど見かけない。日本人は今でも現金を好み、クレジットカードもあまり使わない。クレジットカードを持っていない人さえいるほどだ。

これはどうしてなのだろう?

その理由は、日本人は個人情報の漏洩に非常に敏感なためで、銀行カードの口座番号などを他人に教えることすら嫌がる。また、電子マネーが発展するにつれ、自分の経済状況を考えずに、好きなものを好きなだけ買ってしまい、破産してしまうというケースも多発している。

そのため、買い物の時は、まず銀行に行って現金を引き出し、買いすぎを避けるというのが日本人の習慣となっている。

また、中国では、電子マネーが発展するにつれ、一部の人々の消費理念にも変化が起きていると感じる。盲目的にぜいたく品を購入し、破産している人が増加しているからだ。

▼日本でもシェア自転車は普及するか

モバイクやofoは私の生活を変えた。以前はどこへ行くときも、まず、地下鉄やバスに乗り、その後は歩いて目的地に向かっていた。一方、今は、近い所ならモバイクやofoを利用し、遠い所なら地下鉄に乗り、降りてからはモバイクやofoに乗って目的地に向かっている。

私は、胡同(北京の伝統的な民家が建ち並ぶ細い路地)や旧市街をブラブラするのが好きで、モバイクやofoが登場してからは、とても便利になった。まず、地下鉄やバスに乗り、胡同の近くに着くと、モバイクやofoに乗って、その周辺の風景を効率よく楽しむことができる。家に帰る時、疲れていれば、モバイクやofoはすぐに返却して、バスに乗ることができる。

日本の道路は北京のように広くなく、自転車専用レーンもほとんどない。日本でも、中国のように、モバイクやofoなどが普及するかは未知数だ。

日本では、ほとんどの場合、何かをする前に、そのメリットと問題点をよく考え、問題の解決策を立ててから実行に移す。

これは、今ある規則に従い、規則がなければ、規則を制定するというのが日本の文化だからだ。一方、中国はその反対で、まず、新しいことをやってみて、後から問題点があればその解決策を考える。

どちらがいいとは言えないが、これが中国が急速に変化している原因でもある。私は、中国が日本に中国発のサービスをさらに輸出してくれることを期待している。

支付宝や微信支付、モバイク、ofoなどを通して、中国人は斬新な物にいち早く適応する能力が高いと、私は感じている。

中国では、便利なものが登場すると一気にそれが広がり、多くの人が利用する。一方、日本人は比較的保守的で、生活が急激に変化することを望まず、便利なものであっても、普及するには一定の時間が必要になる。(提供/人民網日本語版・編集KN)

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