<中華経済>ペトロチャイナ、海南省に生分解性プラスチック生産工場を建設へ―中国

Record China    2008年5月14日(水) 15時15分

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13日、海南省海口市政府はこのほど、中国石油最大手の中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ、CNPC)が、海南省に生分解性プラスチックの生産工場を建設する見通しを明らかにした。

2008年5月13日、13日付香港・経済通によると、海南省海口市政府はこのほど、中国石油最大手の中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ、CNPC)が、海南省に生分解性プラスチックの生産工場を建設する見通しを明らかにした。

生分解性プラスチックはトウモロコシ、イモ類、ビート、サトウキビなどの植物から生産できることが特徴。用途は従来のプラスチックと変わらないが、廃棄後に有機物へと分解される点が異なる。従来のレジ袋による環境汚染が深刻化している中国では、植物由来で環境にやさしい生分解性プラスチックを利用した製品の出現を期待する声がある。また、中国が6月1日からスーパーのレジ袋の無料配布を取りやめることを受け、生分解性プラスチックの需要が拡大するとの見方もある。

ペトロチャイナの計画では、年産5万トンの生分解性プラスチックの生産工場を建設する。原料に使用するのは主にでんぷんで、生分解性プラスチックの生産には年間約3万トンを使用するという。(翻訳・編集/KS)

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