食べる前に撮影すれば料理がより美味に

人民網日本語版    2017年9月6日(水) 10時50分

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食べる前に料理を撮影し、その写真をシェアしたがる人が多いが、この行為に反感を覚える人もいる。しかし今や、この行為には少なくとも一つ「正当性」が備わった。米国の最新研究によると、食べる前に撮影することで、料理がさらに美味しくなるというのだ。

食べる前に料理を撮影し、その写真をシェアしたがる人が多いが、この行為に反感を覚える人もいる。しかし今や、この行為には少なくとも一つ「正当性」が備わった。米国の最新研究によると、食べる前に撮影することで、料理がさらに美味しくなるというのだ。新華網が伝えた。

セントジョセフ大学とサンディエゴ大学の研究者は一連の実験を行い、まず被験者131人を2組に分け、それぞれにヘルシーフードとジャンクフードを配った。どちらの組も半分の被験者が直接食べ、残りの半分が撮影してから食べる。キャラメルアップルケーキ、レッドベルベットケーキのような癖になりやすいスイーツの場合、撮影してから食べた人の方が美味しさと好みで高得点をつけた。被験者が食べるのがヘルシーフードの場合、この差はないが、研究者によると、被験者に周りの人もヘルシーフードを食べていると伝えてから、食べる前に撮影させると、食物の美味しさと好みで高得点をつけた。

研究者は次の実験で、2組の被験者に同じくレッドベルベットケーキを与え、撮影してから食べさせた。しかしうち一組には健康的な原材料を用いていると伝え、もう一組には非健康的な原材料を用いていると伝えた。その結果、後者の方が美味しさに高得点をつけた。

研究者は雑誌に掲載した報告の中で、これは撮影により食物の「色・香り・味わい」に対する興味が深まるからだと説明した。撮影がヘルシーフードの美味しさに影響を生むのは、心理学の使用・満足理論に合致するからだ。つまり食べる人は媒介を使用することで満足するというわけだ。(編集YF)

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