<中華経済>預金準備率0.5P引き上げ、物価対策急務

Record China    2008年5月13日(火) 15時9分

拡大

中国人民銀行(中央銀行)は12日、市中銀行から吸い上げる資金の比率を示す預金準備率を0.5ポイント引き上げて16.5%にすると発表した。

2008年5月13日、中国人民銀行(中央銀行)は12日、市中銀行から吸い上げる資金の比率を示す預金準備率を0.5ポイント引き上げて16.5%にすると発表した。20日から実施する。量的引き締めによる過剰流動性の緩和が目的で、預金準備率の引き上げは07年以降14回目、08年だけでも4回目となる。

国家統計局が同日午前に発表した08年4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.5%上昇し、伸び率は前月の8.3%を0.2ポイント上回った。品目別にみると指数の構成比率が高い食品価格が22.1%上昇し、引き続き全体をけん引した。

先ごろ発表された同月の生産者物価指数(PPI)も前年同月比8.1%上昇し、伸び率は約3年ぶりの高水準。物価対策が中国政府の早急の課題となっている。(翻訳・編集/HI)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携