Record China 2017年9月7日(木) 23時50分
拡大
6日、北朝鮮が強行した6回目の核実験の影響で日本人観光客が韓国への旅行を避ける可能性が高いとの予想が出ており、韓国の観光業界に不安が広がっている。写真はソウル。
2017年9月6日、北朝鮮が強行した6回目の核実験の影響で日本人観光客が韓国への旅行を避ける可能性が高いとの予想が出ており、韓国の観光業界に不安が広がっている。
韓国・聯合ニュースによると、訪韓日本人観光客数は北朝鮮の5回目の核実験により「朝鮮半島危機説」が広まった今年4月に16万5748人を記録し、昨年同月(17万5283人)に比べて5.4%減少した。今年1〜3月までは昨年同月比で増加傾向を見せていた。
その他にも、06年10月の1回目の核実験をはじめ、2回目の09年5月、北朝鮮による延坪島砲撃事件が起きた10年10月、3回目の核実験が行われた13年2月、4回目の16年1月など、北朝鮮による核の脅威が高まるたびに訪韓日本人観光客の数は減少してきた。
韓国観光公社は「高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓国配備に対する中国政府の報復措置(自国民の韓国旅行を制限)や北朝鮮による核の脅威が年末まで続く場合、今年の訪韓外国人観光客の数は過去最高を記録した昨年の1724万1823人より最大で27.2%(469万人)減少する可能性がある」と予想している。
この報道に、韓国のネットユーザーは「今は仕方ない」「私でも避ける。のん気に構えているのは私たちだけで、外国では戦争が起きるかもしれないと言われているのだから」など納得の様子をみせている。
また、「北朝鮮やTHAADのせいではない。物価が高い上に見るものがないから来ないんでしょ?」「ぼったくりが日常の国に誰がまた行こうと思う?」「大した観光資源もないのに、無理に観光客を増やそうとしたツケが回ってきた。今からでもいいからまともな観光文化を作ろう。韓国を1度きりではなく、何度も訪れたくなるような国に…」「ぼったくりや不親切な接客など観光客が嫌がることさえしなければ自然に回復する」など観光客減少の原因は別のところにあると主張する声も多くみられた。
そのほか「日本人や中国人観光客より韓国人観光客を大事にしてほしい」「いつから韓国は観光に頼る国になった?。観光客がいない方が静かでいい」などと主張する声や、「北朝鮮の核は韓国より日本に落ちる危険性の方が高いのでは?」と指摘する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
この記事のコメントを見る
Record China
2017/9/6
2017/9/5
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る