セルフ出入国審査、パスポートをかざし10秒で完了

人民網日本語版    2017年8月23日(水) 13時0分

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北京辺境(出入国)総ステーションはこのほど、便利な新サービスを発表し、先週土曜日(19日)より、電子パスポートと搭乗券を携帯している中国人は出国便搭乗口のセルフ出国審査ゲートでそれらをスキャンするだけで、わずか10秒で出国手続きが完了するようになった

北京辺境(出入国)総ステーションはこのほど、便利な新サービスを発表し、先週土曜日(19日)より、電子パスポートと搭乗券を携帯している中国人は出国便搭乗口のセルフ出国審査ゲートでそれらをスキャンするだけで、わずか10秒で出国手続きが完了するようになった。セルフ出国審査サービスが限られた航空会社の利用客にしか適用されなかった問題が、これで解決した。北京日報が伝えた。

北京首都空港第3ターミナルビル内の出入国審査場では、係員が出国便搭乗口のセルフ出国ゲートを利用するよう、旅客に呼びかけていた。パスポートを読み取り機の上に置き、搭乗券のQRコードを読み取らせると、2秒後には機械が必要情報の収集を完了させる。その後、セルフ出国審査ゲートで行われる、パスポートと指紋の読み取り、顔認証といった全てのプロセスが、最短10秒で完了する。旅客の出国手続きはこれですべて完了し、係員による検査を待つという従来の長い待ち時間から解放される。

セルフ出入国審査システムは、昨年8月19日に運用が開始されてから、出入国旅客と乗組員延べ30万人以上の出入国審査を行ってきた。だが、適用対象者に制限があったことから、従来のシステムは、中国国際航空、南方航空、東方航空、海南航空に搭乗して出国する旅客のセルフ出国手続への対応に限られ、海外航空会社のフライトを利用する中国人旅客は利用対象外だった。また、利用プロセスにおいて、フライト情報は航空券情報を情報源としていたため、旅客のチェックイン情報の正確度が低く、一部の旅客が正常に利用できないという問題が発生していた。

一方、 旅客フライト情報セルフ収集システムは、旅客のセルフ手続きから集められたフライトナンバー情報と旅客の出入国情報を紐づけることで、旅客の予測情報を完備することから、中国の電子パスポート、電子香港・マカオ通行証、電子香港・マカオ住民往来大陸通行証、電子台湾住民往来大陸通行証(電子台湾同胞証)、登録済みの香港・マカオ通行証および香港・マカオ住民往来大陸通行証を所持している人は、スムーズに同システムを通じて手続きを済ませ、よりスムーズな出入国審査サービスを受けることが可能となった。(編集KM)

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