日本人から見た日中の違い、夏のおじさんの変化や下ネタの扱い―中国コラム

Record China    2017年8月22日(火) 0時40分

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中国のチャットアプリ・微信(Wechat)で16日、「日本人から見た日中の違い」と題したコラムが掲載された。写真は北京の地下鉄。

中国のチャットアプリ・微信(Wechat)で16日、「日本人から見た日中の違い」と題したコラムが掲載された。

中国にはビジネスや観光などで多くの日本人が訪れており、長期滞在する人もいる。日中両国は多くの共通点を持つが、異なる文化も数多い。今回は中国で生活する日本人が感じた両国の違いを紹介したい。

■子どもの競争

中国の子どもは小さいころから競争を繰り返している。学校の勉強のほか、習い事でも他の子に負けないように努力する。日本でも進学や就職時に学生がプレッシャーを感じることはあるが、中国人に比べると軽い。

■プライベート時の外出

朝出勤する前や仕事終わりのプライベートな時間を利用し、中国人は運動したりダンスしたり、散歩したりする。たとえ寒さが厳しい冬でも中国では外で活動する人を多く見かける。日本ではプライベートの時間を使って散歩する人はあまり見かけず、多くは家でテレビを見たり読書などに時間を使っている。

■白湯と氷水

健康意識から中国では夏でも白湯を飲む習慣があるが、日本では冬でも氷水を出す店が少なくない。

■新しい物に対する反応

中国人が新しい物好きだからなのか、最新のハイテク機器は中国で常に市場があり、多くの人が飛びつく。体重移動で操縦するバランススクーターは登場した当初から多くの人が手にし、今でも通勤に使う人が少なくない。

日本でもバランススクーターは当然あるのだが、街中で見かけることはまずない。日本人は新しい物に対して「様子見」の傾向があり、受け入れられるには相応の時間が必要である。

■夏のおじさんの姿

夏になると中国で上半身裸のおじさんを多く見かける。だが日本ではまずそういう人物は現れない。農村部ではどうか分からないが、都市部ではサラリーマンは基本スーツで、プライベートで外出する際も上半身裸になることはない。

■サラリーマンの服装

中国では重要な場面以外でスーツを着ることはあまりない。サラリーマンは身だしなみに気を付けるが、「必ずスーツ」という意識はない。一方の日本は、男性は色が濃いスーツの人が多く、女性でもスーツが少なくない。日中の通勤ラッシュを体験してみればその違いをより感じられるだろう。

■下ネタの扱い

中国では下ネタに対し保守的な傾向がある。仲の良い間柄であればまだいいが、付き合いが深くない相手に下ネタを言ってしまうと気まずくなるため、普段の交流の中で下ネタが使われることは少ない。

中国に比べ日本では多くの場面で下ネタが使われる。とりわけ若者同士の会話では頻繁に下ネタを耳にすることができる。

■セキュリティーチェック

中国で地下鉄や高速バスを利用する際、手荷物のセキュリティーチェックを受ける。さらに、展覧会や観光地でもセキュリティーチェックが行われることがある。一方の日本では、飛行機以外でセキュリティーチェックを受けることは非常に少ない。地下鉄も新幹線もノーチェックなのだ。(翻訳・編集/内山)

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