人民網日本語版 2017年8月18日(金) 17時50分
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NHKは13日夜9時から、「731部隊の真実〜エリート医学者と人体実験〜」と題するドキュメンタリーを放送した。写真は731部隊の跡地。
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NHKは13日夜9時から、「731部隊の真実〜エリート医学者と人体実験〜」と題するドキュメンタリーを放送した。NHKの記者がロシアでの調査時に発見した、終戦後に旧ソ連で行われた731部隊を裁くハバロフスク裁判の画像や音声記録を中心にしており、731部隊が中国で行った細菌戦や人体実験の悪行を明らかにしている。同番組は、日中両国で大きな反響を呼んだ。日本の多くのネットユーザーは、「NHKは公共放送で、このような番組を放送するのは裏切り行為だ」とする声を寄せている。人民網が伝えた。
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清華大学(北京)新聞・伝播学院の崔保国教授は、「NHKや英国の放送協会(BBC)はドキュメンタリー製作の面で、世界トップクラスを誇る。そのプロフェッショナル性に疑いの余地はなく、その独立性や内容の品位も世界で高い評価を受けている。日本で、NHKに対する非難が多いのは、右翼思想の台頭や、一部の人々は歴史を反省する意識が欠けていることを示しているにすぎない」との見方を示した。
また、「日本のほとんどのメディアは、『メディアは報道の自由を守ると同時に、政府に対する監督義務を負っている』という典型的な西洋の報道価値観を持っている」と指摘。「日本のテレビ局のほとんどがそうだ。安倍晋三首相が再びトップに立って以降、日本の世論や学者らの間では、安倍首相が言論統制を行っているという非難の声が多くあがるようになった。そのような背景にもかかわらず、日本が無条件降伏した8月14日の前夜に、NHKが『731部隊の真実』と題する番組を放送したのは、公共放送の『良心的行為』と言える。日本の国民がそれを受け入れられるかは別として、この番組は日本で新たな声を増やし、戦争の歴史を知らない日本の若者に真実を伝えている」とした。(提供/人民網日本語版・編集KN)
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