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電力需要がピークとなる夏場、多くの家庭で電気代が心配されるなか、日本のある女性はなんと「電気代0円生活」に挑戦しているという。
電力需要がピークとなる夏場、多くの家庭で電気代が心配されるなか、日本のある女性はなんと「電気代0円生活」に挑戦しているという。東京都郊外に暮らす織物・染色作家の藤井智佳子さんは「節電の達人」でもある。2012年9月から藤井家の電気メーターの数字は動いておらず、彼女は5年間ずっと電気代0円生活を送っているという。藤井家の電力供給は主にベランダに設置された3枚のソーラーパネルによるもの。天気が晴れているときは、一般家庭が一日に使用する電力の10分の1である1000ワットほどを発電することができる。曇りや雨の日は、エアロバイク型自家発電機で電力補給をしている。
ソーラーパネルと自家発電機以外にも、藤井さんには多くの節電術がある。コンロの代わりに太陽光で加熱する自作のかまどを利用している。また、手作りの水撒き袋をベランダにぶら下げ、空調代わりにしたり、2つの植木鉢と小石で作った天然の冷蔵庫に様々な食べ物を保存したりしている。
電気代0円生活を始める前、藤井さんは一般家庭同様、様々な家電を使っており、毎月4000円を超える電気代を支払っていた。2011年に発生した東日本大震災による原子力発電事故後、東京では計画停電がしばらくの間実施されたた。藤井さんも、電化製品の使用を控え始め、1年半後には電力会社との契約解除に踏み切り、電力を自給自足する電気代0円生活を始めた。現在、藤井さんは、ライトと洗濯機、パソコン等、少数の電化製品しか使っておらず、一日の消費電力は一般家庭の10分の1である1000ワットにも満たない。自家発電を実現させるため、藤井さんは第二種電気工事士の資格を取得した。
藤井さんの電気代0円生活は日本の様々なメディアに取り上げられ、今年に入ってから、1冊の関連書物の出版にまで至った。現在藤井さんは毎月日本各地でセミナーを開き、様々な節電や省エネ術を紹介している。(提供/人民網日本語版・編集TK)
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