日本を超えて北朝鮮の「宿敵」になった中国、北の圧力にあらがえず?―米華字メディア

Record China    2018年1月25日(木) 12時0分

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24日、米華字メディア・多維新聞は、中国が日本以上に北朝鮮にとっての「宿敵」になったとする米メディアの報道を伝えた。写真は中国の北朝鮮大使館。

2018年1月24日、米華字メディア・多維新聞は、中国が日本以上に北朝鮮にとっての「宿敵」になったとする米メディアの報道を伝えた。

記事は、米ラジオ・フリー・アジアの23日付報道を引用。「北朝鮮の政府メディアが国連安全保障理事会による対北朝鮮制裁を、中国による対北朝鮮制裁と呼ぶようになり、『日本はわが国にとって100年の宿敵だが、中国は1000年の宿敵だ』という文句を積極的に使っている」と伝えた。

北朝鮮・咸鏡北道の消息筋によると、昨年12月に行われた朝鮮社会主義女性同盟の会議で、松坪区域の高官が「中国は1000年の宿敵」発言をしたという。

記事は、「北朝鮮が2006年10月に初の核実験を実施後、米国は国連安保理に働きかけて北朝鮮に対して10回の制裁を実施してきた。安保理の制裁強化や米国からの圧力により、中国当局も昨年より安保理の制裁を真面目に履行し始めている。中朝貿易を緊縮させて北朝鮮経済に大きな困難をもたらした」と紹介した。

北朝鮮は先日「制裁が人道的支援物資の輸送ルートを阻害した」として中国を非難したが、これを受けて中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は23日の記者会見で「わが国は一貫して、安保理決議を履行すると同時に、安保理の制裁が北朝鮮への人道支援に影響しないよう主張している。わが国は国連などの国際機関による北朝鮮への人道支援事務を重視しており、必要な支援や協力を提供し続けてきたし、これからもし続ける」とコメントしている。(翻訳・編集/川尻

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