「飛び込みの女王」郭晶晶が五輪出場不能に?チームの薬物使用で―中国

Record China    2008年5月8日(木) 18時53分

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8日、オリンピック出場選考会を兼ねた大会で、河北省チームの選手2人から薬物反応が出た。チーム全体が競技参加禁止処分となり、郭晶晶選手の北京オリンピック出場も危ぶまれる事態になっている。写真は今年2月、プレ五輪大会時の郭晶晶選手。

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2008年5月8日、中国新聞網によれば、3月に安徽省合肥市で行なわれた、オリンピック出場選考会を兼ねた「2008年全国水泳飛び込み選手権大会」で、競技後の尿検査により河北省チームの選手2人から薬物反応が出たことでから、チーム全体が競技参加禁止処分になった。

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関係者によれば、この処分により、河北省チームの郭晶晶(グオ・ジンジン)選手も2009年のすべての競技に参加できなくなる可能性があるほか、北京オリンピックの出場資格も失う可能性も出てきたという。

興奮剤を誤って口に入れてしまった選手の親によれば、新商品のダイエット剤を子供に買い与え、それを他の選手にも勧めてしまい、その結果、尿検査で禁止成分が検出。7日、河北省チームの李芳(リー・ファン)監督は取材を受けた際、選手の尿から興奮剤が検出されたことは否定しなかったものの、それ以外については口を閉ざした。

郭選手の前コーチで、清華大学水泳飛び込みチームの于芳(ユー・ファン)監督は「飛び込みでは薬物使用の前例がない」とし、「事件に関係した選手やコーチは永久追放になるかもしれない」と話している。国家体育総局水泳スポーツ管理センターの李樺(リー・ホア)主任によれば、処罰については現在検討中だという。(翻訳・編集/岡田)

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