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夏にウナギを食べてスタミナを補給するのが日本の昔からの風習だ。近年ニホンウナギの漁獲量が減少し、ウナギの価格が高騰することが常態化している。しかし、今年の夏はニホンウナギが値下がりしているという。
夏にウナギを食べてスタミナを補給するのが日本の昔からの風習だ。近年ニホンウナギの漁獲量が減少し、ウナギの価格が高騰することが常態化している。しかし、今年の夏はニホンウナギが値下がりしているという。
土用の丑の日を控えた東京都目黒区のウナギ店は、年間で最も忙しい時期を迎えた。朝からウナギの蒲焼を求め、数十人が長蛇の列を作っていた。
人工繁殖ができず、価格が高いことから、ウナギの稚魚(シラスウナギ)は「水中の黄金」と呼ばれている。2013年、シラスウナギの価格が最も高かった時は1キロあたり248万円に達した。今年は天候に恵まれ、漁獲量が伸び、価格が去年の半額近くの1キロあたり109万円まで下がった。これにより、ウナギの価格も去年より1〜2割程度値下がりし、売上も例年と比べて好調の見通しだ。
毎年、日本では5万トン以上のウナギが消費されており、そのうち6割以上が中国からの輸入だ。7月下旬になると、成田空港は中国やインドネシアなどの国からの大量の輸入ウナギを迎える。ニホンウナギの価格の値下がりは、消費者に有益な上、ウナギ市場全体の消費を引き伸ばし、中国のウナギ輸出企業にも新たなビジネスチャンスをもたらすと期待される。(提供/人民網日本語版・編集TK)
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