人民網日本語版 2017年8月10日(木) 21時0分
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安徽省阜陽市出身の青年・許飛さんは、浙江大学を卒業し、ある通信会社で約8年働き、2014年7月に東京へ赴任した。桂林を観光した入船亭遊京さん(左)と許飛さん。
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安徽省阜陽市出身の青年・許飛さんは、浙江大学を卒業し、ある通信会社で約8年働き、2014年7月に東京へ赴任した。そんな許さんは、日本の落語家・入船亭遊京(いりふねていゆうきょう)さんと二人で今年上半期、中国一周旅行を成し遂げた。二人は片道切符で中国へ行き、80日間かけて2万5000キロの旅をし、30の省・直轄市・自治区を訪問した。安徽網が伝えた。
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このクレイジーな旅のテーマは「人倫大同、平和友好(人は誰でも、民族と国家を越え、家族を想い、故郷を懐かしむという点で同じである)」。計123の個人や企業が二人のスポンサーとなった。許さんは取材に対して、「旅の途中で買った切符は全て片道切符。戻ることはせず、一つの都市、一つの場所を1回見るのみだった」とし、時間があまりないため、1つの省につき、2カ所を観光したと説明した。
二人の旅は新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿拉山口からスタート。吐魯番(トルファン)市、甘粛省嘉峪関市などに向かい、天山、祁連山脈、ゴビ沙漠、風力発電の風車、油田発掘のボーリングなどを見学した。雄大で目まぐるしく変わる景色に、遊京さんは驚き、感激していたという。「標高6000〜7000メートルの高い山を何度も通過した。日本の富士山でも標高3000メートルほど。遊京さんは旅の途中ずっと、『中国は素晴らしい』と感激していた」と許さん。二人は安徽省で、銘茶である黄山毛峰や六安瓜皮、祁門紅茶などを飲んで楽しんだ。同省にある「天下一の山」と呼ばれる黄山に登った時、遊京さんはその絶景に息をのんだという。
中国のテクノロジーの進歩にも、亭遊さんは強い印象を受けたという。2月21日、二人は寧夏回族自治区銀川市を訪問。公共バスを乗り間違え、タクシーで観光地へ行くことになったものの、いくら待ってもタクシーが捕まらなかった。「僕がスマホの微信(Wechat)を使ってタクシー業をしている一般車両を呼んだ。タクシーが来ると、亭遊さんは目を丸くしていた」と許さん。日本では一般車両はタクシー業を行えないため、驚いたのだ。その他、遊京さんは中国の各大都市で普及しているシェア自転車やモバイル決済がとても便利だと感じたようだ。
「80日間の旅行で、亭遊さんは中国が好きになった。彼はブログに15万字以上の旅の記録を書いて、日本のファンが読めるようにしている。また、彼は機会があれば、今回訪問した地域をもう一度回ってみたいと思っている」と許さんは語る。(提供/人民網日本語版・編集KN)
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