韓国の慰安婦像がついにバスに乗る!ソウルの路線バス車内に設置へ=韓国ネット「ぜひ乗りに行きたい」「パフォーマンスもほどほどにして」

Record China    2017年8月10日(木) 21時30分

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10日、韓国・聯合ニュースなどによると、15日の韓国の光復節(日本統治からの解放を祝う記念日)を前に、ソウル市内を運行する一部のバスに慰安婦像の設置が進められていることが分かった。写真は在韓日本大使館前の慰安婦像。

2017年8月10日、韓国・聯合ニュースなどによると、15日の韓国の光復節(日本統治からの解放を祝う記念日)を前に、ソウル市内を運行する一部のバスに慰安婦像の設置が進められていることが分かった。

バスの運行関係者によると、ソウルの幹線バスである151番路線の5台に慰安婦像各1体を設置し、今月14日から10月初旬の秋夕の連休まで約50日間運行する計画。同路線は慰安婦像が設置されている日本大使館近くを通っており、最寄りの曹渓寺(チョゲサ)バス停を通る際は像と関連した物静かな音楽を車内に流す計画もあるという。

像は日本大使館前の慰安婦像を手掛けた彫刻家のキム・ソギョン、キム・ウンソン夫妻が制作。大きさや形は大使館前のものと同じだが、乗客の安全を考慮し、素材には合成樹脂を用いた。

「失われた少女の夢」をテーマにしたという今回の企画について、キム・ウンソン氏は「『少女』たちは日本統治時代、外国に連れて行かれて自由に歩き回ることができなかった」「しかし今、韓国は自由な国になった。美しい山河を思い切り巡って自由を満喫してほしいとの意味で計画した」と語っている。このバスイベント終了後には、5体の像が故郷に帰るがごとく、全国に設置されている慰安婦像の元を「訪ねる」計画もあるそうだ。

この斬新な企画に韓国のネットユーザーからは「すてき!」「彼女たちの傷や痛みをこうして知らしめなきゃ」「意義深いイベントだ。ぜひ乗りに行こうと思う」「もっとたくさんのバスでやってほしい」など賛同の声が寄せられているが、一方で反対意見も少なくない。

「これはさすがにやり過ぎだと思う。各地に像を設置するのまではいいけど、公共施設であるバス車内にまで置くのはどうなのかな?」「パフォーマンスするにもほどほどにして」と手法を問題視する声や、「こんなショーをする前に、日本製品を買わず、日本旅行に行かないのが大事」「光復節の休みに日本に旅行に行く人の方が多いと思うよ」と効果を疑問視するもの、また「像で子どもやお年寄りがけがでもしたら、いったい誰が責任を取るんだ?」と心配の声を寄せる人もいた。(翻訳・編集/吉金

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