2008年5月6日、6日付香港・経済通によると、中国石油最大手の中国海洋石油総公司（CNOOC）の周守為副総経理はこのほど参加した業界の会合で、今後2年内に米メキシコ湾での資源採掘権の競売に参加する意向を示した。他社と企業連合を組み、競売に参加する考え。

周副総経理はまた、中国の液化天然ガス（LNG）に対する需要が増え、2020年にはLNGの輸入量が7億9000万立方フィートに拡大すると予想した。同時期の国内供給量は2億9000万立方フィートにとどまるとみられ、国外からの輸入に頼る状態になるという。

周副総経理によると、CNOOCは今後60億米ドルを投じて、2010年までに12億バレル相当の原油埋蔵量を確保する方針。さらに、2020年前までには原油埋蔵量を30億バレルに拡大させる。投資額は500億米ドルを予定する。（翻訳・編集/KS）