Record China 2008年5月3日(土) 19時29分
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1日、世界最長の海上大橋として開通した「杭州湾海上大橋」が、聖火リレーの通過地として注目を浴びている。この橋は設計・資金・施工のすべてを中国国内で賄っている純国産。
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2008年5月1日、杭州湾をまたいで浙江省嘉興市と寧波市を結ぶ「杭州湾海上大橋」が試験的に開通した。開通時刻の23時過ぎには、各地から集まった見物客でごった返し、多くの人が「純・国産」の大橋開通を祝った。5月19日には聖火リレーがここを通過する予定となっており、さらに話題を呼びそうだ。中国新聞社の報道。
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杭州湾海上大橋は現在建設中を含む既存の海上橋としては世界一、陸上橋を含めても世界第2位となる全長36kmを誇り、輸送重量も1430tと世界最大級。設計・資金・施工のすべてを国内で賄っており、中国の建設技術を世界に誇る建築物として注目を集めている。総工費は140億元(約1960億円)、03年末の着工からわずか3年7か月で架設工事を終了し、このほど予定より8か月早い開通となった。
これによって、従来、陸路の移動距離が400kmだった寧波市と上海市は120kmに短縮され、移動の所要時間はわずか2時間となった。上海市と寧波市、同じく浙江省の杭州市はいずれも2時間圏で結ばれる「ゴールデン・トライアングル」を形成し、交通だけでなく、経済の発展も促進するとして期待されている。 (翻訳・編集/愛玉)
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