「胡主席の訪日は有意義」=暴行日本人は「ごく少数派」―駐日中国大使

Record China    2008年5月1日(木) 13時23分

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30日、崔天凱駐日大使が鳳凰衛星テレビの番組で日中関係問題に関する様々な質問に答え、胡錦濤主席の国事訪問によりコンセンサスを得ることは、日中関係にとって有意義なものになるだろうと語った。写真は聖火リレー時の崔大使。

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2008年4月30日、中国新聞網によれば、鳳凰衛星テレビの「華文大直播」という番組で、ネットで集まった日中関係問題に関する様々な質問に駐日大使の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)氏が答えた。司会は女性ジャーナリストで人気キャスターの閭丘露薇(ルーチウルーウェイ)氏。

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東海油田の問題は、3回の日中間での折衝により大きな進展が見られ、コンセンサスが得られたと、崔大使は話したが、複雑な問題でもあり、解決には相応の時間が必要だとした。餃子事件については、現在両国の警察当局が調査を続けており、2度と同じような事件が起きないよう、両国間で食料安全のためのシステムを構築すべきだと崔大使は指摘した。チベット問題については、中国の内政問題であるとの日本政府の態度を紹介した。

また、中国人留学生が長野で負傷した件についても触れ、留学生を負傷させた日本人はごく少数派の人間であり、長野県は過去にオリンピックを開催した経験から、今回の北京オリンピックに対しても好意的な見方をしているとし、負傷した留学生の傷も軽微なものだったと語った。

中国の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席が5月6〜10日の日程で、国賓として日本を国事訪問し、天皇陛下や福田総理大臣と会見することになっている。崔大使は「両国の首脳が新たなコンセンサスを得ることは、今後の日中関係にとってきわめて有意義なものになるだろう」とした。(翻訳・編集/岡田)

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