一生に一度は行きたい中国の10都市―米メディア

環球網    2017年7月16日(日) 5時0分

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米ブルームバーグは12日、Tyler Cowen氏の「一生に一度は行きたい中国の10都市」と題する文章を掲載した。写真は重慶。

米ブルームバーグは12日、Tyler Cowen氏の「一生に一度は行きたい中国の10都市」と題する文章を掲載した。環球時報が14日付で伝えた。

一人の中国の友人が昆明から重慶までの航空券を買ってくれた時、旅行ガイドで「重慶はつまらない。狭くて混んでいて、生活のリズムが速く、汚染も深刻。冬はスモッグ、夏は蒸し暑く、名称旧跡もほとんどない」という文章を私は目にした。中国の大都市のほとんどは知名度がそれほど高くないが、私自身の旅行経験から、訪れる価値がある中国の都市をいくつか見つけた。

中国の大都市は人類史上最も偉大な移動史と言えるだろう。数億人が農村から都市へ移動し、人口100万超えの都市を100余りも作り出した。給料と生活レベルの向上はこれまで見たこともないスピードで都市の繁栄を実現させた。この繁栄を近距離で考察する価値はあると思う。

重慶は映画「ブレイド」のような都市だ。ネオンが超高層ビルでギラギラ輝いている。この都市の生活リズムは速く、人々は情熱をもっており都市はにぎわっている。昆明は友好的で優しい都市だ。ここには南西地域出身の少数民族が多い。青島はきれいな沿海都市で、広々とした空間が多い。鄭州は以前人口がとても少なかったが、今はiPhoneの主な生産基地となっている。兵馬俑の故郷である西安は、悠久の歴史を持ち、かつてのシルクロードの出発点でもある。南京に行って、大虐殺記念館を見学しながら日中戦争の歴史を振り返る。瀋陽は1930年代に、近代化した日本風建物が幾つも建造された。今は経済が衰えつつあり、米国のラストベルトに似ている。美しい浜辺に位置する大連にはロシア風の街並みがあり、そこにギリシャ正教の古い教会が建っている。

これらの都市で何日も暮らしてみると、それぞれの特徴を発見することができるはずだ。大都市の特徴はまず飲食に反映される。飲食は逆に、その地方の文化と自然を表している。例えば、地理的に近い成都料理と重慶料理でも大きな違いがある。しかし、大部分の都市では西洋人観光客があまり見かけられない。ほとんどが中国人観光客である。彼らを観察することも非常に面白い。中国人が曲阜聖廟で孔子を祭る様子を見ながら、長い中国の歴史の伝承を理解することができる。外国人に人気のある北京と上海には数多くの観光スポットがあるものの、それ以外の周辺都市の観光は現地の人々の生活をより深く感じることを可能にする。総じて言えば、中国には想像以上に行く価値のある都市が多く存在している。(提供/環球網・編集/インナ、黄テイ)

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